他チームのスクラムイベントを見学させてもらいました

他チームのスクラムイベントを見学させてもらいました

CX事業本部Delivery部にはいくつかのスクラムチームがあります。色々な現場を知りたいと思い他のスクラムチームのスクラムイベントを見学させてもらいました。
Clock Icon2023.12.31

こんにちはCX事業本部Delivery部のさかじです。 CX事業本部Delivery部にはいくつかのスクラムチームがあります。色々な現場を知りたいと思い他のスクラムチームのスクラムイベントを見学させてもらいました。

なぜ見学させてもらいたいと考えたのか?

スクラムマスターとしての活動は一つのチームに所属していると、そのチームの手法に慣れてしまいます。
書籍を読む、他のスクラムマスターと話す、勉強会へ参加するなどすることで新たな発見があったりします。
弊社ではいくつかのチームがスクラムを使って開発していますので、生の現場を知りたいと思い各スクラムマスターやPMにお願いをして 見学させてもらいました。

各スクラムチームの構成

プロジェクトA(以前私が参加していたチーム)

  • スクラムマスター独立
  • 開発者 数名
  • PO 2名(うち代理1名)

プロジェクトB

  • スクラムマスター独立
  • 開発者 数名
  • PO 2名

プロジェクトC

  • スクラムマスター・エンジニア兼務
  • 開発者 数名
  • PO 4名

プロジェクトD

  • スクラムマスター・エンジニア兼務
  • 開発者 数名
  • PO 1名

各チームのツールの違い

上記のプロジェクトとこのセクションのプロジェクトの順序は変えています。

プロジェクト ふりかえり プロダクトバックログ管理
プロジェクトA Miro Pivotal Tracker
プロジェクトB GitHub Projects(Kanban) GitHub Projects + Googleスプレッドシート
プロジェクトC Trello Googleスプレッドシート + Nulab Backlog
プロジェクトD Miro ZenHub

各チームの進め方で気になった点

ふりかえり

  • KPTが多かった
  • 開発状態のよっては実施せず進め方の相談になっていた
  • ふりかえりの内容に対してのリアクション
    • Miroのリアクション
    • Trelloの場合Membersに自分の名前を追加する
  • 時間重視(?) 全部を読み上げない

スプリントレビュー

各チームともユニークな点がありました。しかし概ね各チーム同じようにレビューをしてPOからフィードバックをもらう形でした。

すべてのレビューを実施せず重要なもののみ実施
あるチームでは完了となるPBIが多く時間内に終わらせることができないため、重要なもののみ同期的にレビューその他は非同期にレビューを行っていました

プランニング

各チームとも常にリファインメントを実施しているということで、スムーズにPOへ確認する程度でした。

スクラムマスター

同じスクラムマスターといってもタイプが色々ありました。各プロジェクトのスクラムイベントに一度しか参加していませんので、間違っているかもしれませんが以下のような印象を受けました。

スクラムマスターが色々と質問する

気になったことをどんどん質問するタイプ、脱線もありながらPOがどのように考えているかを引き出しているように見えました。

淡々とファシリテーターに徹する

各メンバーがロールを理解して活動しているので、ほぼほぼスクラムマスターとしてスクラムイベントではファシリテーターに徹しているのかもしれません。

感想

スクラムイベントのみでチームの様子などを完全に理解することは難しいですが、チームごとの取り組みの結果、現在の形になっているのだと思いました。
PO、開発者、スクラムマスターの信頼関係も良好のように感じました。
スクラムイベント一度のみの参加でしたので気づきそれほど多くなかったですが、ツールやスクラムマスターのスタンスなど色々違いが見れてよかったです。

自社に見学ができるチームが無い・他社の現場を見学したい

株式会社永和システムマネジメント社が運営しているAGILE STUDIOをリモート見学ができます。こちらも今回のように別の環境を見れるということで、チームメンバーと参加してみるのも良いのではないでしょうか。

AGILE STUDIOのオンライン見学に行ってきました

参考サイト

最後に

各プロジェクトの責任者の皆様、お客様に対しては、私の希望に対応いただき誠にありとうございました。
最初に書きましたが、色々な現場を見ることでそれをもとに今後の糧にできると思っています。
自分のチーム以外にもスクラムチームがある場合には見学できないか相談を持ちかけてはいかがでしょうか。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.